チンさんとの旅 続編 2

04-16,2012

もうすっかり新緑の季節になりましたね。この4月10日は日本に行く前最後の仕事でニューヨークの Arthur's の仕事やってきました。
でもその仕事の前にアップタウンに住んでいる盲目のブラジル人のドラマー Vanderlei Pereira のところに行って二人で練習。彼のバンドのレコーディングを最近僕のスタジオでやったのでその流れで日本に行く前に一回久しぶりにプレーしようという事になったんです。
Riverside Drive は桜や花が咲き乱れていてきれいだった。

Arthur's 今晩はキーボードの Ben Stivers と平川君。ドラムの田井中福司さんとかギターの中井君とか日本人のミュージシャンが沢山来たので話に花が咲いて面白かった。

仕事の後は久しぶりに友達の柴田さんのところへ。Around The World にもスペシャルサンクスで名前が載っている昔からの友達です。今日は彼の誕生日だったんです。楽しい時を過ごして家に帰って来たのがもう朝の4時過ぎだった。




チンさんとの旅 続編 2 ※ 昨年書ききれなかった日本ツアーについての続き

7月30日
今井さんが経営する横浜の Jazz Is はもう始まって10年のアニバサリーを迎えたとの事。もう数えきれない程何回も出演させてもらっているます。新宿の幸田さんが経営する Club J もそうですが学生の頃からの友達がやっている店で演奏出来るなんて本当に素晴らしい事です。勿論こうやってチンさんと又一緒に演奏出来る事もそうですが昔からの友と又一緒に何かする事が出来るのは人生の喜びの1つだと思いますね。

翌日の高円寺の AG22 は旧友の岡田勉が取ってくれた仕事です。僕は本当に良い友に恵まれています。
素敵なママさんのいるこの店は今回が3回目の出演だと思います。チンさんとは又ひと味違う岡田君とのデュオは息抜きになって新鮮な気持で出来るのでとても楽しみました。
ジロキチの時もそうですが高円寺で演奏すると何時も森本レオさんが来てくれるんです。ギターリストの小泉清人さんも来てくれました。

銀座 Swing は一度も電車で行った事が無かったので前からいろんな人に聞いて間違いが無い様に準備していたのですが店の場所を見つけるのに一苦労。やっとの事で店に到着。リハの時間に遅れてしまいました。
リズムセクションの岸 徹至さん(b), 八城 邦義さん(ds)は今回が始めて。ドラムの八城さんはあのピアニスト八城一夫さんの息子さんです。渡辺貞夫さんのバンドに入ってから八城一夫さんとは何度と共演しましたし僕のファートアルバム Winds Of Barcelona にも参加していただきましたからとても思い出が沢山ある方なんです。
お父さんの面影が沢山ある邦義さんは一目見て息子さんだという事が分りました。
井上智君とは昔ちょっとデュオで仕事をした事がありましたがこうやってリズムセクションと一緒に演奏するのは始めて。お互い知っている曲を見つけながらやったセッションでしたが久しぶりのリズムセクションとのTwin Guitars の演奏はエキサイティングだったので楽しかった。

ジロキチ、マコさん追悼コンサート。1990年に岡田君と全国を回ったのですがツアー後半マコさんがマネージャーとして一緒について来てくれたんです。良い思い出でいっぱい。楽しかったなあ。その時にマコさんが撮ったビデオがあるんです。
峰さんを始め久しぶりに福村君,本多君,佐山君,渋谷さん,岡田君、珠也、みんなのエネルギーが一丸となって空に飛んで行った。
これからもジロキチ応援して行きますよ。

チンさんの車で水戸の自由が丘スタジオへ。僕は本当に久しぶり。石田先生や昔からのスタッフの人達もいて懐かしかった。何時もの様に演奏の前には道を渡った向こう側のお蕎麦屋さんに連れて行ってもらって食事。自由が丘スタジオは音楽をやるのに本当に良いスペースです。お客さんがみんな音楽を楽しみに聴きに来ている事が分るんです。
演奏が終わってから来ていたお客さんの一人が僕達がサダオさんのバンドで出演した1970年のニューポートジャズフェスティバルのプログラムを持っていたのです。僕はそのプログラムは一度も見た事がありません。プレゼントしてくれたのでこちらにもって帰って来て大事に保管しています。ありがとう。
明日は大阪なので終わってからすぐに東京に帰りました。

新幹線で大阪へ。東京駅で今日はお弁当何にしようかな~なんて迷うのは僕にとって極上の楽しみ。深川飯。これが気に入ってます。
大阪に着いたら外はゴンゴンの夕立なので喫茶店で雨が止むまで時間つぶし。でも大きいベースや荷物があるのでそう簡単に店に入る訳には行かないんですよ。置いた荷物が見えるところに席も取らなければならないし。フロアーは水でビチャビチャだし。大変なんです。
でも僕達旅慣れたものでそういう事を一切気にせずにスイスイと過ごしてしまうタフさを持っているんです。悟りの心境。。。

Jazz On Top 僕は始めてのお店です。今日明日とボーカルの清水ひろみさんがゲストなのでまずはリハーサル。ひろみさんはチャーミングでとってもやさしい声を持っています。リハの後は FM COCOLO のラジオインタビュー。番組ホストのクリスとはこの春海老原さんのツアーの時に東京から電話で番組のインタビューをやったので知っていましたが実際に会ったのは始めて。ナイスガイ!
東京からわざわざ玲子さんが来てくれたり大阪の友達も来てくれたり又心温まる夜になりました。
打ち上げも大阪ならではの美味しい物沢山食べて幸せいっぱい。

翌朝はホテルのそばの大阪駅近くのアーケードでチンさんと何を食べようかと迷って行ったり来たり。結局入った店はチンさんが言うには失敗。僕はだいたい何食べても美味しいので 問題なし。
京都行きの電車に乗るまでが大変だった。まず電車を見つけるのに一苦労。荷物があるのにさんざん大阪駅の中を歩く。チンさんはベースと荷物。僕はギターとギターアンプと荷物なので何時もエスカレーターを見つけながら行くんだけれどたまに無いところもあるんですね。エスカレーターが無くて階段だともう本当にお手上げ。荷物を2回に分けて階段の踊り場の見えるところまで持って行ってまずそこに置いてから又戻って残りの荷物を持って来る訳です。それを何回も繰り返すともういやになっちゃって。手は痛くなってしまうし筋肉ガチガチ。ミュージシャンはタフでないとやって行けないのです。
それがまだまだ続くのです。
京都に到着。又どういう訳かエレベーター無し。阪神だか阪急だか忘れたけど...参りました。
やっと地上に出たら先に上がっていたチンさんがどういう訳だかそこで宝くじを買っていたので僕も連れ買い。京都は暑い暑い真夏日。
そこから又荷物を転がしてホテルまで人混みの中を歩いたのですが遠いいのなんのって。人は荷物を持っての移動がどんなに大変なのか知らないので... ホテルは駅から歩いて直ぐですよ .... なんて言う訳ですね。知ってたらタクシーに乗ってたよ。
とにかく祇園のみやこホテルへチェックイン。由緒あるホテルなんだけど古くて部屋も小さくてちょっとナイキタ。でもこういうのも好きです。疲れてしまったのでベットで一休み。
サウンドチェックで行った祇園 JTN は狭い小さな店でしたがビルの上階で大きな窓から見える景色は絶景。数人のお客さんの前で演奏するという贅沢なセッティングのお店です。
この数年京都に来る事も度々ありましたが河を渡ったこちら側の祇園方面に来たのは始めてなのでサウンドチェックの後は興味津々で祇園の町に繰り出しました。まずはホテルのそばに見える赤い八坂神社へ。そこから裏道に回って細い通りをグルグル歩いていたら花見小路に出る。全く夢の様。石畳や御茶屋さんこの純日本的雰囲気にすっかりシビレる。そんな訳なので演奏の後もホテルに戻ってからさっそく又散歩に出ました。舞妓さん?芸子さん?の歩いてる姿に見とれたりとにかく当て所も無く歩いているだけで楽しいので夜中真夏のの祇園を満喫。さすがにまだ人通りが多い四条の大通りに出て鴨川に向かって歩く。遠くにギターの音が聞こえるのでそれに惹かれて向かって行くと四条大橋のたもとの柳の木の下で一人の青年がギターを弾いていました。僕も含め夜中だというのに数人の観客。30分位聞き入ってしまいました。マーティンみたいなステールストリングのアコースティックギターにアンプを通しての楽しそうな演奏。みんなが知っているポップの曲から自分のオリジナル曲も含め全く自分の物にしているタップスタイルの奏法でそれはそれは見事。聞き惚れてしまいました。彼はスペシャルです。そこでCDも売っていたので終わってから買いました。
  小樽出身の ゆあさ まさや君 
  CDのタイトルは Happy Days です。
  ホームページ http://tosp.co.jp/i.asp?I=yuas0302
出会いって不思議だね。こんな事があるなんて生きているって事は本当に素晴らしいね。世の中には言葉では言い表せない素晴らしい事が沢山あるんだね。何て表現したら良いんだろう感謝の気持で心がいっぱいになった夜でした。

ホテルに帰って寝ようかと思ったら火災報知器が鳴っちゃって。みんなドアーを開けて眠そうな顔を突き出している。
暫くしてから分ったのですが何かの間違いでした。

翌朝僕とチンさんはそこで別れてチンさんは長野へ。僕は大阪へ。チェックアウトする前に朝食を探しながら又ブラブラ。結局行ったのがインディアンレストラン。京都でインド料理で朝食。すごいコンビネイションでしょ。
今度は迷わずタクシーを拾って駅へ。でもやはり階段だけなのでドスンバタンで地下の駅へ。(余談ですが9月に又京都に行った時にエレベーターのある場所を見つけました。無いわけないよね。)大阪では今回の仕事の蒼樹れい子さんのアシスタントの方が出迎えに来てくれていました。
蒼樹れい子さんはニューヨークに居たんです。もうこちらに帰って来て数年になりますが関西に来ると何時も来てくれます。僕のスタジオでやった彼女のレコーディングには直接関わりませんでしたが出来上がったCDをいただいてとても良かったので何となくそれ以来の音楽友達になりました。今回は彼女の周りに居る関西のミュージシャンと一緒に演奏する企画を作ってくれたのです。
大阪ラグタイムは2010年にチンさんと来たのが始めてでお店のマスターとはかれこれ20年程前に関西での仕事の時にお世話になった方だったのです。惜しい事につい最近亡くなられてしまいました。
今晩は 畑ひろし(g), 蒼樹れい子(vo), 神田芳郎(b)それに僕が入ってのセッションです。れい子さんは作曲家,アレンジャーでピアニストである事は知っていましたが 歌手である事は知りませんでした。畑君はニューヨークのスタジオにレコーディングで来たのでその時からの知り合いです。とてもオーソドックスでスウィングするギタースタイル。今回は一緒に出来る事とても楽しみにしていました。ベースの神田さんは始めてです。とても広いお店なのにお客さんで満杯。彼女のオリジナルやスタンダードの曲も混ぜて又ひと味違う演奏で
楽しめました。


これから日本に出かけます。

Yoshiaki Masuo


4月16日 20012年。

MASUO
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上の文中に アコースティックソロギタリスト ゆあさまさや さんについての記述がありますが、この文をご覧になった ゆあさまさや さんのマネージャーさんが次のように書かれました:
http://ameblo.jp/natsu-guitar-masaya/entry-11274402051.html

なつ さま、どうもありがとうございます。ゆあさ さんの今後のいっそうのご活躍を願っています。
2012/07/30(月) 11:14:49 |URL|管理人Kaco #lON7dOhc [EDIT]

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