ペンシルバニアからご挨拶!
12-21,2017
お元気ですか。
こちらに帰って来て早1週間。時差も直って元気にやってますよ。
帰って来た日は又々雪嵐になってしまってJFKで一夜を明かす事になってしまいました。
これからはもう少し早めに帰って来なければダメですね。
しかしこの数日温かくなり先週降った雪が溶けたので今日は早速落ち葉掃きをやってます。
昨日はArthur's Tavern の仕事で久しぶりにNYに行って来ました。
平川君のドラムに権上康志君のベース。楽しかった。
良い天気だったので向かう途中の夕陽がなんともきれいで感激。
クリスマス前のニューヨークは華やかで人がいっぱいで賑やかでしたよ。
2017年も残すは後数日ですね。僕にとってとても充実した年でした。
僕を応援してくれている皆様一人一人の顔を思い浮かべながら感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
来年も又素晴らしい年になります様に。
12月20日 2017年
MASUO
(no title)
09-08,2017
今日9/07はSonny Rollinsの87歳の誕生日。おめでたい事ですね。
ご存知だと思いますがこの2ヶ月の間に二人のギターリスト、Chuck Loeb と John Abercrombie が亡くなり時の流れを感じています。
もう直ぐですね、また皆さんにお会いできるのを楽しみにしていますよ。
MASUO
(事務的連絡の折りに書かれていたメッセージ)
この秋のスケジュール
07-22,2017
暑中お見舞い申し上げます。
今日は7月18日、日本から帰って来て丁度一ヶ月です。
僕はすっかりこちらの生活に戻り元気に夏を満喫しています。
昨夜は日本から来た海老原淳子と彼女の生徒のゆうちゃんを Newark Airport にて無事ピックアップ。
明日からレコーディングプロジェクトがスタートします。
今朝は二人が日本からお土産で持って来てくれた僕の大好物の佃煮をおかずにご飯と味噌汁を作って朝食。楽しくやっていますよ。
この秋の仕事のスケジュールが大体決まって来たのでお知らせします。
毎回日本に行く度に新しいミュージシャン達との出会いが有り今回は又又新しい組み合わせのメンバーとの仕事も作りました。
この春アルトサックスの土岐英史君のバンドに初めてゲスト出演しましたが、昨年のなかのぶジャズフェスに出演した際に久しぶりに再会した事がきっかけになったんです。
彼のバンドは自身のオリジナル曲を中心に良い曲が多くとても楽しむ事が出来ました。
土岐君の演奏は自然で素晴らしいですね。
それに共演者が皆良くて、彼も僕と同じ様に、若手の優れもののミュージシャンを自分のバンドに使っているんです。
その中でもオルガンの宮川純君のプレーには本当に感心しました。
実は彼の事は以前に沼袋のOrgan Jazz 倶楽部のマスター池さんから、凄いオルガンプレイヤーがいるよと話しは聞いていたんです。
という訳で今回はその宮川純、ドラムの奥平真吾のコンビでオルガントリオの仕事もブックしました。
楽しみです。
この数年日本に来る毎にジャズミュージシャンにとって理想的な環境で演奏が出来る状況になって来ているので嬉しく思っています。
そしてとびっきりにフレッシュな若手の精鋭ミュージシャンを集めて作ったMAGATAMAの演奏活動も軌道に乗り始めたし、それ以外にも好きな他のミュージシャン達とのトリオやデュオの仕事も多くなりました。
常に様々な違う編成やスタイルの音楽を演奏しているのでワンパターンにならずそれが刺激的で啓発され続けています。
模索しアイデアや思いつきをトライしながらいつも新鮮な気持ちで演奏を楽しめるので最高なんですよ。
気に入ったミュージシャンに出会ったら直ぐ一緒に演奏してみる事が出来る事もジャズミュージシャンとしての醍醐味ですね。
毎回の演奏に新しい発見があってますますギターへの情熱が高まっています。
そのギターの話しですがこちらに帰って来て以来ヤマハのセミアコ SA-1200 にハマっています。
いつものES-175 を弾いたら何となくしっくりこないのでヤマハを弾き始めたんですが気に入ってしまいました。
日本で使っている二台のギター Pensa-Suhr とギブソンのフルアコの中間ぐらいの感じの音の出方と弾き心地が今の僕の気持ちに合っているからなのかな。

Gibson ES-175 YAMAHA SA-1200
このYAMAHA SA-1200 は80年代 Sonny Rollins バンド時代に使っていたギターなのでケースに貼ってあるステッカーを見ると世界中を巡り回っていた事が良く分かりますね。

皆さん、又9月にお会いしましょう。
楽しみにしていますよ。
それでは又、
7月18日 2017年
ペンシルバニアにて、
MASUO
2017年秋(9月後半~12月前半)の日本ツアー スケジュールはPC向けページまたは携帯用ページでご確認ください。
四国ツアーそしてPit Inn
06-02,2017
チンさん、井上信平さんと四国のツアーに来ています。
昨夜が初日で松山。
今日は新居浜のサンジェルマンのマスター秦さんの運転する車で左手に瀬戸内海を見ながら高松にやってきました。僕達相変わらず楽しくやっていますよ。
気がつくともう6月、今回の春の日本ツアーも終盤です。
あっという間でしたが今回もいろんなところで演奏して楽しく充実した時を過ごしています。
毎回こちらに来る毎に今まで行った事のない始めての会場やお店での演奏、そして新しいミュージシャンや音楽関係者達との出会いで日本での自分の音楽世界が徐々に広がって行くのが感じられて嬉しい限りです。
MAGATAMAも やる毎にますます良い感じになって来てバンドとしての一体感が出て来たし、ポジティブな素晴らしい若い世代のミュージシャン達と一緒に音楽をやっているとエネルギーをいっぱいもらって本当に幸せです。
1971年6月13日にNew Yorkに旅立った日なので6月13日は僕にとってスペシャルな記念日。
日本での始めての自分のバンドPower Spotをスタートした時もこの日を選んでPit Innで初演奏しました。2012年6月13日でした。
MAGATAMAの今期仕事納めになるPit Innでは自分のバンドを始めて5年目になる区切りとして、何かいつもとは違う事をやってみたいと思いホーンセクションを入れるアイデアが生まれました。
ホーンセクションは幹子さんの紹介でトランペットの佐瀬悠輔さん、それに北井君と国立音大同級生のテナーサックスの芹澤朋さんの若者二人を選びました。
さて、MAGATAMAがどの様なサウンドになるのか皆さん期待して下さいね。
6月1日 2017年
高松にて、
MASUO
※増尾好秋&MAGATAMA: 増尾好秋(g), 永武幹子(pf), ノリ塩田(b), 北井誉人(ds)。
来る 2017/6/13 新宿PIT INN では このMAGATAMAに Special Horn Section: 佐瀬悠輔 tp, 芹澤朋 ts と スペシャルゲスト:海老原淳子 vo が加わります。
Truthful Perceptions: Bob Cranshaw by Russel Blake
02-08,2017
素晴らしいアーティクルなので皆さんにも是非読んでいただきたいと思いました。
https://russelblake.wordpress.com/2017/01/21/truthful-perceptions-bob-cranshaw/

僕は彼の書いている事に100%同感なんです。
先日のBob Cranshaw のメモリアルサービスで久しぶりに会ってそれ以来メールで文通し合っています。
ちなみに Russel はベーシストAlex Blake の弟ですよ
MASUO
Bob Cranshaw Memorial そして学ちゃん
02-06,2017
Sonny Rollins のバンドの時のベーシスト Bob Cranshaw そして同じくベースの高梨学ちゃんです。
Bob は僕がまだ日本にいた時の昨年秋の11月に亡くなり、学(ガク)ちゃんは昨年12月27日に平川君の仕事で Arthur's Tavern で一緒にやったばかり、それから一ヶ月も経たない1月25日に急死してしまいました。
Bob は僕がこちらに来てからのいろいろな意味で恩人の1人です。音楽はもちろん1人の人間として心から尊敬していた方でした。
先日1/30 New York のミッドタウンにある Saint Peter's Church でメモリアルサービスがあり行って来ました。
ジャズシーンのみならず広いジャンルの音楽界で大きな貢献をしていた事や、ミュージシャンのユニオンでの幹部としての活躍、そして何より皆に愛される温かく親切で面倒見が良かった人柄だったので、会場は多くの人で溢れていました。
悲しい折なのに彼のおかげで昔からの友達が一堂に会して、僕も久しぶりに会っていなかったいろんなミュージシャンにも会う事が出来て、彼の旅立ちを祝す心温まる素晴らしい式でした。
途中で関係者のスピーチや多彩なコンビネーションでの演奏もあり、圧巻は最後の The Sidewinder の演奏 Barry Harris, Monty Alexander (P), Steve Jordan (D) + 10名以上のベーシスト(アコースティック& エレクトリック) + 3管のホーンセクション

The Sidewinder

R.I.P Bob

ピアノの海野君も来ていたので帰りはダウンタウンのBlue Noteまで送ってあげました。
その週はトランペットの Roy Hargrove のバンドが出演していたのです。
彼はつい最近 Royのバンドのピアニストに一躍抜擢されて今月中には日本のBlue Noteにも行きますよ。頑張っていますね!
学ちゃんの式は2月3日にVillageのBleeker Street にある Funeral Home で行われました。
どうしても学ちゃんという呼び方で呼んでしまうんです。
とにかく優しくて角が無くて、そんな彼だったから人望が厚かったんですね。
まだまだこれからだ、というのに残念でなりません。
又々たくさんの友人や関係者が集まって別れを惜しみました。
遠路日本から来た同級生や、又久しく会っていなかったNYの日本人のミュージシャン達。
あまりにも急な出来事なので、皆まだショックから立ち直れなく、信じられないという気持ちだったと思います。まだ52歳だったんですよ。
12月27日Arthur's Tavern で一緒に演奏した時の写真です。

学ちゃん自撮りのトリオ

そしてこれが彼から受け取った最後のメールになってしまいました。彼が撮ってくれた写真付きです。
ちょうどその夜は学ちゃんの奥さんも来ていたので、休憩時間に動物好きな僕達、猫の話題で花が咲きました。
あけましておめでとうございます
猫レスキューのお話、素晴らしいと思います。
そしていつもながらパッピーな音楽エネルギーを有り難うございます。
お陰で楽しくミュージシャンを続けてゆくことが出来そうです!
猫ステッカーの写真です
奥様と猫のみなさんに宜しくお伝え下さい。
ガク

同級生が心から出る様な言葉で言っていました。学ちゃんは世界一のベースプレイヤーだったって。
僕もそう思うよ。
2月5日 2017年
MASUO
明けましておめでとう
01-01,2017